最近話題となっている”ラッキートリガー”という言葉
なんとなく知っていたり聞いたことはあっても、実際にどうラッキーなのか、何ができるようになるのかよく分かっていない方は多いのではないでしょうか?
今回は期待と不安の声が入り混じるラッキートリガーについて解説していくぞ!
ラッキートリガーって何?
去年6月、パチンコの内規が改定された
内規とは簡単に言えば「作ることができるパチンコ・スロット台のルール」のことで、過去に6号機の”有利区間1500G”や”最大獲得枚数2400枚”、パチンコの”継続率は65%まで”などのルールを定めていたのも内規である
場合によってはパチンコスロット業界を良くも悪くもするこの内規の改定なのだが、今回の改定で登場したのが「ラッキートリガー」という仕組みだ
ではラッキートリガーとは何で何ができるのか
ズバリ「薄いフラグを引けば獲得期待出玉が今までの1.5倍のRUSHができるようになった上位RUSHのようなもの」である
どういうことかと言うと、今回の内規では出玉の総量規制が緩和された
総量規制とは”RUSH1回当たりの獲得期待出玉”のことなのだが、現行機が6400発が上限なのに対し、ラッキートリガー搭載機ではなんと9600まで可能と今までの1.5倍の出玉期待度のラッシュが作れるようになったのだ
そのため、ラッキートリガーを引くことができればRUSHの期待出玉が1万発を越えるような台を作れるようになったということである
また、この9600発はいわゆる”MAX機”の時代と同じ獲得期待出玉となっており、SNSでも「MAXタイプが返ってきた!」と話題になっている
全ての台にラッキートリガーを搭載できるわけじゃない?
1撃の出玉性能を跳ね上げることができるラッキートリガーだが、残念ながら全ての機種に搭載できるわけではない
ラッキートリガーを搭載するには以下のようにいくつかのルールがある
1.低確時の大当たり確率が1/200よりも軽い
全確率帯にラッキートリガーを搭載できることはできるが、仕組み上ミドル帯の台ではラッキートリガーを活かす仕様が作れないようで、現時点では低確時の確率が1/200よりも軽い、ライトミドル〜甘デジの台のみが対象となっている
また、スマパチとP機のどちらでも搭載が可能なようだ
2.Cタイムは搭載不可
ラッキートリガーを搭載する場合は、Cタイムが搭載不可となる
Cタイムの方が幅広いシステムを作りやすく、朝イチや何回転消化後に必ず発動するなど攻略的な要素があるのに対し、ラッキートリガーは破壊力がある分、引けるかどうかは運次第のため、どちらにもそれぞれのメリットがあると言えるだろう
3.突入率の制限
現状、ラッキートリガーの突入率は50%以下でなければならないとの噂だが、おそらくどの台もラッキートリガーの突入率は10%〜20%時点になると考えられている
一撃性がある分、高い突入率を実現できないのはデメリットになり得るかもしれない
ラッキートリガー搭載例
すでにさまざまなラッキートリガー搭載機種が発表されており、中でも注目したいのが「P真・座頭市物語」だ
ニューギンのラッキートリガー搭載機種第1弾となる「P真・座頭市物語」は、ラッキートリガー搭載のST機となっており、通常のRUSHは電サポ120回の継続率75%だが、ラッキートリガー「神速一閃モード」へ突入させれば電サポ178回の”継続率約87%×ALL1500発”とかなりの爆発力を秘めている1台に仕上がった
ただ、その分ラッキートリガーへの突入率は”RUSH中の大当たり振り分けの7%(初当たり時はラッキートリガー直行なし)”と入り口は狭いものとなっており、まさしく引ければ”ラッキー”な仕組みとなっている
導入はいつから?
ラッキートリガー搭載機種の最速導入は2024年3月を予定されており、各メーカーから続々と発表がされている
先ほどご紹介した”ALL1500発×継続率約87%”を実現した「P真・座頭市物語」や高継続のRUSH2つを組み合わせることで”継続率約96%”を実現した「GI優駿倶楽部2 ラッキートリガーVer」など今まで以上の爆発力を秘めた台がすでに多く登場しており、ラッキートリガーが稼働の伸び悩んだ”スマパチ”の救いの手となりうるかもしれない
今後の新台発表が楽しみである