最近、X(旧Twitter)などのSNSで「スマスロ限定でAタイプの出玉が規制緩和される!」という噂がまことしやかに囁かれている
Aタイプ大好きスロッターとしては涙が出るほど嬉しい話だが、情報の出所が明確でなく、実際に内規の変更や新台の開発を行っている話も出ていないため、こちらの情報が本当なのかガセネタなのかは未だ不明の状態である
今回はそんなAタイプ出玉規制のウワサについて解明していこう
Aタイプの出玉が規制緩和されるってホント?
いきなり結論から言ってしまうと、今回のこのウワサは「半分ホントで半分ウソ」である
どういうことかというと、現在のAタイプの出玉規制は5号機から6号機に移り変わる際のルールが適用されており、払い出し枚数の上限が300枚までとなっているのだが、こちらは法律で定められたものであり、いわゆる”内規”で定められたルールではないのである
つまり、現在適用されている払出し上限を300枚以上にするには法律を変える(規則改正)必要があるのだ
では、内規の変更と法律の変更ではどう違うのか
法律は誤認識の通り、国で定められた破れば犯罪とされるルールで警視庁からの許可が必要であるが、内規というのはパチンコスロットのお偉いさん方が自主的に定めているルールであり、もちろん法律で定められた範囲のルールしか適用することはできない
要は内規によるルールというのは”私たちは決められた法律に則ってパチンコ・スロットを作成、遊戯を行ってます!”とアピールするために定められているものなのである
そのため、法律の変更というのは内規のルールを変更するよりも遥かに難しいのである
実際に今回このようなAタイプ出玉規制のウワサが出たが、そのような法の改正は発表されていない
ならガセネタじゃねえか!と思われる方も多いと思うが、半分ホントと申し上げたのは、実際にAタイプの規制緩和を水面下で粛々と狙っているであろうからだ
現在のAタイプの出玉規制により、純粋なノーマルタイプは必然と出玉力が落ち、人気も5号機の頃に比べると落ちてしまっている
遊びやすさの頂点であるノーマルタイプの人気が落ちるということはスロット業界の人気を落とすことにもつながるので、その現状をお偉いさん方が黙っている訳がないのだ
もちろんこちらも公表されているような情報ではないが、どうにかAタイプの出玉力を増やすために試行錯誤を行っているため、「半分ホントで半分ウソ」なのである
このウワサにより規制緩和が難しくなった!?
こちらの情報が「半分ホントで半分ウソ」であることを説明したが、ウワサが流れたことにより完全ガセネタになってしまう可能性もある
上記の記事で記載したように、水面下で粛々とAタイプの規制緩和を狙っている中でこういったウワサが流れるということは、規制緩和の許可をもらう警察側に「あいつらいま定めているルールを破るために動いているらしいですよ」と報告しているようなものなのである
許可をいただく警視庁側も「業界をすたれさせてやる!」とか「AT機が流行ったほうが儲かる!」と思ってこのルールを定めているわけではなく、パチンコスロットによる金銭面での被害が出にくいように、射幸性の緩和する為という思いで定めているので(じゃあゴブスレやヴヴヴのようなあの荒さはいいのかと思うが・・・)、こういう話があるとやっぱり警察サイドにとっていい気はしないのである
どれだけ影響を与えるかは不明だが、ウワサが流れたことにより規制緩和が遅れるもしくはなくなる可能性も0とは言い切れないのが事実である
あの大御所も大激怒!
今回のこちらのウワサが流れたことを受け、業界の大御所である大崎一万発さんも自身の運営しているYouTubeチャンネルで「言っていい情報でもないし、言っていいタイミングでもない」と自身の考えを述べている
「警察側からすると”何なの?”と、”そういう甘い情報管理で舐めてんの”ということになり、せっかく緩和に向けて進んでた事が立ち消えになったりペンディングになったりしかねない」「業界の足を引っ張りたいのか」と憤る様子も見受けられた
大崎さんは業界の関係各所の方に知り合いが多いようだが、こちらのウワサを流した方のお名前を「1回も聞いた事がない方」と述べており、どのくらい影響力を持つ方なのか、どこまで繋がっている方なのかも判明していない
また大崎さんは「業界の国との関係性や業界の立ち位置に対して、正しいリテラシーがある方ならこんな事を漏らさない」「漏らしていいことなんか1個もない!こいつ承認欲求かよ!」と怒りをあらわにしながらも影響力のない方の発信ではないか?と考えているようにも見受けられた
まとめ
Aタイプ好きにはたまらない今回の”ウワサ”だが、決定していないうちに情報が広まってしまったことにより、余計に規制緩和が遠のいてしまった可能性もある
現代では情報の発信が誰でも簡単にできるようになったが、情報の信憑性や発信による影響をぜひ考えて行っていただきたいものだ
Aタイプの出玉が復活する日は来るのか?
その日を楽しみに待つとしよう